日記 2024/09/25 Wed 俺が女になって巽さんの小学校からの同級生になっても、きっとマジで友達だとしか思ってもらえない。 巽さんは小中と同性の友達がいない代わりに異性の友達が多いタイプだろうから俺(私)もそのうちの一人にしかなれなくて 小学校低学年の時から片思いして毎年バレンタイン渡したとしても、恋愛感情を感覚的に分からない巽君は良質なハンカチにメッセージカード付けて 「バレンタインは素敵なプレゼントをありがとうございました。これは俺からのお返しです」って律儀に返してくる。 でも、どう見てもそこには“お返し”以上の意味は含まれていなくて。あくまでもそれが礼儀だからそうしてるって感じ。 今年も脈ナシを実感する。 『いっそのことお返しとかいらないから黙ってもらっといてくれよ。虚しいわ。』 ある日取り巻きの女子達が全員たまたま別の用事でいなくて、巽君と2人で帰れた。 グループの中では影薄めなJSの俺。別れが近くなり勇気を出して「うち近くなんだけど…ちょっと寄ってかない?」なんて言ってみるも 「寄り道はするなと日頃から厳しく言われているもので、すみません」としっかり断られる。 巽君は俺の方を振り返ることなく真っ直ぐお家へ帰っていきましたとさ 夕闇に消えていく巽君の背中をいつまでも見送り続ける
巽さんは小中と同性の友達がいない代わりに異性の友達が多いタイプだろうから俺(私)もそのうちの一人にしかなれなくて
小学校低学年の時から片思いして毎年バレンタイン渡したとしても、恋愛感情を感覚的に分からない巽君は良質なハンカチにメッセージカード付けて
「バレンタインは素敵なプレゼントをありがとうございました。これは俺からのお返しです」って律儀に返してくる。
でも、どう見てもそこには“お返し”以上の意味は含まれていなくて。あくまでもそれが礼儀だからそうしてるって感じ。
今年も脈ナシを実感する。
『いっそのことお返しとかいらないから黙ってもらっといてくれよ。虚しいわ。』
ある日取り巻きの女子達が全員たまたま別の用事でいなくて、巽君と2人で帰れた。
グループの中では影薄めなJSの俺。別れが近くなり勇気を出して「うち近くなんだけど…ちょっと寄ってかない?」なんて言ってみるも
「寄り道はするなと日頃から厳しく言われているもので、すみません」としっかり断られる。
巽君は俺の方を振り返ることなく真っ直ぐお家へ帰っていきましたとさ
夕闇に消えていく巽君の背中をいつまでも見送り続ける